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合同会社deNi「まるで発明家の秘密基地!発想力とアイディアでシーシャをもっと身近に」

かつて鉄工所だった場所を改築した空間で、シーシャ(水タバコ)の吸引器の製造と、シーシャーフレーバーの元となるハーブの調合を手がける「合同会社deNi」。

今でこそ「シーシャカフェ」が流行するなど、日本でもシーシャの愛好家が増えてきていますが、deNiさんでは世間でシーシャが流行る前から、水パイプと呼ばれる専用の器具の開発にチャレンジし、現在はオリジナルの吸引器の製造から、煙のもととなる水香草の調合を自社で製造しています。(※日本ではシーシャの製造が禁止されているため、シーシャの原料の調合のみを国内で行い、製造はマレーシアで行っています。)

柿の葉で楽しむ、メイド・イン・岐阜のシーシャ

みなさんはシーシャを体験したことがありますか?

シーシャは、中近東発症の水パイプを使用して喫煙するタバコのことです。 フレーバーを添加した半ペースト状のタバコ葉を火にかけて加熱し、その際に発生する煙(水蒸気)を、水パイプを用いて吸い込み、フレーバーを楽しむという嗜好品です。

写真の吸引器はdeNiさんオリジナルのもので、通常よりも非常にコンパクトで家庭で気軽に楽しむことができます。またビーカーの口が広いので洗いやすいのも特徴です。もともとは鉄工所を営んでいた背景があるため、その設備や技術を活かして、吸引器の製造を自社で行っています。

 

deNiさんで調合している「水香草」はタバコ葉ではなく、柿の葉を使っています。柿の葉は岐阜県山県市の柿畑から譲り受けたもの。

柿の葉と、自家栽培している27種類のハーブを混ぜ合わせ、香料を使わずに香り付けした水香草。そして、自社製造の水パイプ。まさにオール・メイド・イン・岐阜のシーシャです。(※シーシャの製造はマレーシアで実施)

アイディアと工夫で、シーシャを健康的で身近なものに

シーシャは飲料を使って、煙にフレーバーを加えることができます。通常はブランデーやワイン、コーヒーなどを使うことが多いですが、deNiさんでは、関市の特産である柚子の果汁を贅沢に使用したフレーバーにチャレンジ。ここにも、地元産にこだわったものづくりに対する姿勢が感じられます。

こうして、deNiさんは持ち前の発想力とアイディアで、シーシャが健康的で身近なものになるよう日々研究しています。

シーシャの上級者になってくると、水パイプの吸い口にこだわりを持つ人も多いといいます。初めての場合には、シャボン玉の吹き口を使って体験することができますが、この吸い口を変えるだけで、全然口当たりが違うのだそう。

そこで、さまざまな吸い口を試した結果、deNiさんがたどり着いたのが、写真のようなものです。

これは実はわたしたちに馴染み深いあるものをリサイクルして作られています。

正解は「コーラ瓶の飲み口」!これを自社で加工して、水パイプの吸い口として利用しています。

工場見学の見どころは?

シーシャの仕組みや、deNiさんのシーシャ開発へのこだわりを、作り手から直接聞くことができるのが工場見学の見どころです。

参加すればきっと、シーシャの見方が変わるはず。

また、deNiさんの工場見学は特別枠として、18日(金)の夜間(19:00〜20:00)にも開催予定!金曜日の夜、お仕事帰りに立ち寄ってみるのもおすすめですよ。

(※工場見学・ワークショップへの参加は20歳以上限定)

企業情報

社名
合同会社deNi
住所
関市下有知465-5
TEL
080-5049-3455
WEB
https://deni.jp/
ご予約
https://kojosankanbi.jp/factories/2022_022