砂利及び骨材プラント向け生産用機械や、自動車及び航空機向け部品製造の生産設備を手掛ける「株式会社グラベル・クリーン」。
社名にある「グラベル」とは英語で「砂利」という意味。“砂利をクリーンにする”というコンセプトのもと、コンクリートの材料に必要な骨材（ごみなどを取り除いたきれいな砂利）を分級または選別する機械の製造・販売や、創業当時からの高い溶接技術を生かした、自動車業界向けの溶接設備、生産設備の設計・製作などを行うFA事業を展開しています。
積み重ねていくノウハウで質の高い砂利を取り出す
地震が多い日本では、橋などのコンクリートが割れたり、穴が空いたりしないよう、骨材の品質管理基準が他の国よりも厳しくなっています。グラベル・クリーンさんは、水を利用して異物やゴミを分離し、質の高い砂利を取り出すことができ、そんな高い基準をクリアできる骨材プラント向けの機械を製造しています。
骨材の原料となる砂利の特徴は地域によってさまざま。お客様の求める品質や、設置する場所の地形も異なりますが、40年を超える歴史の中で蓄積されたノウハウによって多様なニーズにも応え、細かな調整を実現しています。
工場内には、骨材プラント機械の部品がずらりと取り揃えられていて、中には10年以上前に販売した製品の部品も！
機械に使われている部品は特殊なものが多く、また、部品によっては1年程度の使用でも劣化してしまうそう。グラベル・クリーンさんでは、創業当時から「お客様の生産を止めることのないよう最大限努力する」という信念を大切にしていて、だからこそ在庫を十分に確保し、お客様の緊急時にも柔軟に応じられるようにしています。
こうした対応力と、製品の設計から製造、施工・アフターサポートまで一貫して行うことができる技術力によって、骨材プラント向け機械設備のトップメーカーとして認知されています。
日々進化が求められる部品生産設備
自動車及び航空機業界向け生産設備の製造を担うFA事業では、お客様ごとにあわせた設備をオーダーメイドで生産しています。
パーツによっては、何十個もの部品を溶接する必要があり、僅かな位置関係の誤差も許されないほど精密さを求められます。
そんな細かく、正確さが求められる生産設備を、高い溶接技術を生かして作り上げています。
生産設備は、さまざまな作業を同時に行う機械であるため、構造がとても複雑。そのため、3Dを用いたシミュレーションで、定められた時間内に作業を行えるのかを事前に検証。限りなく効率的に、かつ不良品を出さないよう設備作りを行っています。
自動車はモデルチェンジのスピードが早く、機能や設備は常に進化しています。そのため用いられる部品ももちろん、どんどん複雑になり、製造過程の効率化やコストダウンも必要になります。
例えば、これまで2つの工程で行っていた作業を1つにまとめられるよう、2つの設備の機能を合体した新たな設備が求められたり…グラベル・クリーンさんでは、お客様からの高い要望にも応えていくことで、ものづくりの技術をさらに磨き、新しいものづくりに挑み続けています。
ワークショップ・工場見学の見どころは？
工場見学では、グラベル・クリーンさんの製品であるごみ取り機や、分級機、ウォークスクリーンなどの大型機械を展示。
また、今年も大型ロボットを使用したデモンストレーションを行います。昨年とは違った内容が盛り込まれるので、一度見た方でも楽しめます。
人より大きなロボットが動く、迫力のある姿をぜひ間近でご覧ください！
さらにワークショップでは、アルミのキーホルダーやアクセサリー製作が体験できます。
動物や数字のかたちなどさまざまなデザインから選び、研磨剤を使って部材をピカピカに磨き上げてデコレーション。自分だけのオリジナルキーホルダーを作りましょう！
その他にも、ねじやブロック等の金属パーツを組み上げて、人型や犬型のロボットを作るワークショップも実施されます。
ものづくりの楽しさを体験できる絶好の機会です。ぜひ、お友達やご家族と一緒にご参加ください！
予約：不要
定員：20名
所要時間：30分
アルミで作るピカピカキーホルダー＆ピカピカサイコロ
予約：不要
定員：20名
参加費：無料
所要時間：60分（工場見学30分 ＋ ワークショップ30分）
アルミの部品を研磨剤でピカピカに磨いて、刻印やシール等でデコレーションをし、自分だけのキーホルダー＆サイコロを作る。
※動きやすく、汚れてもいい服装。
※サンダル、ハイヒールは不可。
※小学生以下は保護者同伴。
11月15日（金） 午前の部