スケジュール
11/16(土)
工場見学・ワークショップ 9:30~10:30
定員 10名
11/16(土)
工場見学・ワークショップ 11:00~12:00
定員 10名
2024年度の工場見学は
終了致しました。
1948年に創業し、関工業団地内に本社を構える「株式会社カトーメテック」さん。
創業以来70年以上にわたり、自社一貫生産体制で金属プレス加工を行う自動車部品メーカーです。
その高い技術力は多くの企業に評価され、国内のほぼすべての自動車メーカーでカトーメテックさんの部品が採用されています。
近年は最新設備の導入やIT技術の活用などにも積極的に取り組み、時代に合わせたものづくりの生産体制を整えています。
自動車の走行に欠かせない「ショックアブソーバー」の部品を、金型の設計から一貫生産体制で製造
カトーメテックさんが製造するのは、主に「ショックアブソーバー」という自動車部品に使用されるパーツ。
自動車が走行する際、地面の凹凸の振動はスプリングによって吸収されますが、ショックアブソーバーはスプリングだけでは抑えられない振動をコントロールする役割を果たしています。自動車の乗り心地や操作の安定性を左右する大切な部品です。
カトーメテックさんでは、そんなショックアブソーバーを構成するスプリングガイドやナックルブラケットなどのパーツを作っています。
金型設計から、金型製作、プレス加工、電気溶接、切削加工と、開発から量産に至るまで自社で一貫製造できるシステムを整えているのは、他社にはなかなかない強みです。
設計段階から部品づくりに携わるため、時にはまだカタチになっていないものを企画することもありますが、そんな場面にこそ、カトーメテックさんの培ってきた高い技術力やノウハウが生きます。
年々お客様が求める要求は高くなっていますが、自分の手でゼロからカタチにしていくことや、複雑な形状の依頼にも応えていくことが、職人さんたちのやりがいとなっているそう。
また、社員同士のコミュニケーションが取りやすいことや、上司や部下という立場に関係なく相談や提案がしやすいフラットな社風も、円滑なものづくりを進める鍵となっています。
広々とした工場で、最新設備やIT技術、職人の技術力が融合
ガシャン、ガシャンと大きな音が響くカトーメテックさんの工場。広々とした工場では、77台ものプレス関連機械が稼働しています。
そのほかにもレーザー加工機やワイヤーカット機、マシニングセンタといった多様な金属加工の設備が並んでいます。
こちらは、「トランスファープレス」。複数のプレス工程を同時に行える設備で、1つのプレス加工を終えると、次のプレス加工の工程に送り出されるため、効率的な部品の生産が可能です。
またカトーメテックさんでは、3Dスキャナや3次元測定器、3次元レーザー加工機といった最新設備やIT技術も積極的に導入。生産性の向上や将来的な人材不足への対応も進めています。
例えば金型制作の場合、従来は、試作段階で実際に金属への加工を何度も繰り返し、微調整することで金型を完成させていました。一方、成形シミュレーションソフトを活用すると、金属を加工する前の設計段階で加工後のシミュレーションが可能になり、大幅な時間短縮が実現できています。
さらに、生産状況をリアルタイムで共有する「見える化」を進めたり、手書きの入力をタブレットに移行するなどデジタル化にも注力。効率化が進むことで、職人さんたちがより高度なものづくりに専念できる環境となっています。
工場見学の見どころは?
工場参観日当日は、カトーメテックさんのビジネスパートナーであるカヤバ株式会社さんとのタイアップにより、ラリーカーが展示されます。写真撮影も可能なので、車好きの方は必見です!
ほかにもフォークリフト座席乗車体験やトラック座席乗車体験といった、工場ならではの体験が楽しめます。
もちろん、カトーメテックさんの工場見学も実施。大きなプレス機が稼働する迫力ある様子を間近で見ることができますよ。ずらりと並ぶ設備がそれぞれどんな役割を果たしているのか、職人さんに直接聞いてみると、より理解が深まるはずです!
ボール型キーホルダーを作ってみよう!
会場:自社工場
予約:不要
定員:10名
参加費:無料
所要時間:60分
※備考:作業しやすくて汚れても良い長そで長ズボン
サンダル・ヒール・厚底靴不可
小学生以下の場合は保護者同伴
軍手、保護メガネ、帽子は貸し出し
ラリーカー展示(座席乗車体験あり)
フォークリフト座席乗車体験
トラック座席乗車体験
その他楽しいイベントを色々開催します!