1948年に創業して以来、一貫して“他社とは違うことをしよう”との考えで、商品開発においてオリジナリティの追求をしてきた「株式会社サンクラフト」。
企業理念である“楽しい豊かな生活文化をリッチな道具で提供しよう”のもと、包丁などの刃物を中心に、さまざまなキッチンツールを企画・製造・販売まで一貫して行っています。
社員一丸となって“新しいもの、新しいこと”に絶えず挑戦する社風は、個性ある製品にも表れています。
「感動商品」を丁寧に伝えること
サンクラフトさんの包丁やキッチンツールには、多様な種類・シリーズがあります。
「働く女性のキッチングッズ」
「うちカフェに木の温もりを」
などなど、使っているシーンをすぐに想像できるような魅力的なシリーズばかり。
自由な発想でなんでもトライしてみる社風が、人々の多様な暮らしにフィットするものを作り出しています。
中でもブームにもなった「ポテトング」は、とてもニッチではありますが、誰もが驚き感動したアイテムの一つです。
パソコン作業や読書中でも手を汚さずにポテトチップスをつかめる小さなトングは、もちろんポテトチップスだけではなく小さなものを掴んで作るお菓子作りやお料理にも適したツール。
商品開発では社内で自由に意見を出し合い、出たアイデアをすぐに形にして確かめるとのこと。
そんなスピード感のあるものづくりが使い手の気持ちをぐっと掴み、「こんなの欲しかった!」に繋がっています。
また自社のデザイナーさんや広報の方が「伝え方」にもとても力を入れています。
サイトを充実させたり、オンラインストアで直接買えるようにしたり、体験型のワークショップを開催したりなど、どうしたら製品の魅力がきちんと伝わりファンになってもらえるかを日々考えています。
使い手の気持ちをきちんと形にする
サンクラフトさんでは「実際に使う人」の意見を取り入れる「使い手と共に作る」という考え方があります。
他者の視点を取り入れることで、社内だけでは気づかなかったような使い勝手や製品の特徴などが浮かび上がってきます。
例えばパン切り包丁。
もともとサンクラフトさんの包丁を愛用されていたパン屋「グルマンマルセ」さんと交流しながら、実際にパン切りナイフがどう使われているか、どういったシーンで使われるのかなどを聞き出すことで、次の商品開発に生かされているとのこと。
単に切りやすさだけでなく「自分でパンを切って食べる美味しさ」さらには、「みんなで食を分けあって食べる」という考え方も含めて、パン切り包丁の魅力を伝えています。
他にも、幼い子どもでも使いやすい「台所育児シリーズ」などがあります。
子ども用の包丁は切れ味が鋭くないものも多くありますが、台所育児シリーズは大人も満足して使える「本格的」な物ばかり。
小さな手で握りやすいようなサイズ感、視認性が高い赤白カラーで、子ども向けではありながら、実際は切れ味の良い本物の包丁です。
子どものうちから「本物」を使うことが大切という考え方から、親子で楽しく包丁が使えるようワークショップなどで伝えています。
ワークショップの見どころは?
今回、サンクラフトさんの工場見学はありませんが、子どもたちが参加できるワークショップを開催します。
スタッフさんに包丁の使い方を教わりながら、子どもたちだけでフルーツ生春巻き作りを体験できます!
包丁はもちろん、サンクラフトさんの「台所育児シリーズ」を使用。
子どもたちが料理を体験する第一歩として、挑戦してみてくださいね。
※サンクラフトさんはせきてらすでのワークショップのみの開催で、工場見学は実施されませんのでご注意ください。
子供用の包丁を使ってフルーツ生春巻きを作ってみよう!
会場:せきてらす
予約:予約優先
定員:10名
参加費:有(1名 500円)
所要時間:約20分
包丁などの料理道具の使い方を覚えて、子供たちだけでフルーツ生春巻きを作ります。
キッズキッチンインストラクターの先生が、包丁の使い方を丁寧に教えてくれるので料理をしたことがない子でも大丈夫です。
※小学生は保護者同伴での参加をお願いします。
※予約優先ですが、当日に空き次第随時参加OKです。
※ワークショップはせきてらすで開催します。下の住所やgooglemapとは異なりますため、お気をつけください。
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