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鍋屋バイテック会社「創業1560年!最先端と伝統が融合する、老舗機械部品メーカー」

「鍋屋バイテック会社(NBK)」は創業1560年の日本を代表する老舗企業。

プーリーと呼ばれるモーターとともに使われる部品を中心に、コンビニ向けおでんサーバーに使われる部品から、最先端の手術ロボットに使われる部品まで、約19万点の機械要素部品を多品種微量生産で作っています。

また「よい商品はよい環境から生まれる」という考え方に基づき、緑豊かな敷地内にはプールや美術館も。

工場の現場以外にも見所満載の、伝統と新しさを兼ね備えた会社です。

 

一つひとつ丁寧に手際よく“寿司バーコンセプト”

広大な敷地の工場内では、巨大な機械と人の手で丁寧に部品が作り上げられています。

鍋屋バイテック会社さんが国内シェア80%を誇るプーリーは、モーターの動力をベルトを介して伝えるのに活躍する滑車のこと。

一口にプーリーと言ってもモーターのサイズによって手のひらサイズのものから人の腰ほどの高さもあるものまでさまざまです。

私たちが普段目にする機会はありませんが、エアコンやショッピングモールの送風機など、人の暮らしを支えるあらゆる機械に使われている縁の下の力持ちのような部品です!

 

驚くべきは顧客重視の対応力。

なんと14時までに受けた注文は、即日出荷なのだとか!

さらに、お客さんそれぞれに注文されたものを丁寧に素早く届けるという姿勢が、先々代の社長が掲げた「寿司バーコンセプト」というユニークなネーミングで社内に共有されています。

 

よい商品はよい環境から

記事冒頭でご紹介したように、鍋屋バイテック会社さんは会社環境の整備にも力を入れています。

工場内には、コンサートホールを備えた岐阜現代美術館があり、篠田桃紅の作品を中心に年に4回程度の企画展や一般の方を対象にしたコンサートを開催。

美術館と事務所の間にはプールもあり、夏休みには社員がお子さんを遊ばせている姿が見られることもあるそうです!

※工場参観日当日は工事のため閉館中です

また別棟にはトレーニングジムとシャワールームも。

社員は誰でも自由に使うことができて、仕事終わりに一汗かく方もいるのだそう。

工場以外の環境も豊かだと働くモチベーションがぐんと上がりますね!

 

工場見学の見どころは?

工場参観日最大の見所は、2021年3月に導入されたばかりの最新鋭の倉庫「Auto Store」です。

最大で16,000種類もの部品が格納できる超巨大倉庫で、商品のピッキングがオートメーション化されているまさに近未来的な倉庫!

ノルウェーで開発されたAuto Storeは日本ではニトリなどの大企業で使われており、東海地方のメーカーでは鍋屋バイテック会社さんが初めて導入しました。

老舗の工場で最新鋭の施設を見学できる貴重な機会。どうぞお楽しみに!

 

企業情報

社名
鍋屋バイテック会社
住所
〒501-3939 岐阜県関市桃紅大地1
TEL
0575-23-7187
WEB
https://www.nbk1560.com/
ご予約
https://kojosankanbi.jp/factories/2022_027