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有限会社川島建設「すみながら一緒に育つ家」

郡上や高山などの県産材をはじめ、自然素材をふんだんに使った住宅づくりをしている「有限会社川島建設」。

丁寧に打ち合わせを重ねながら、家族に合わせた世界に一つのオーダーメイドの家を作っています。

そこには、社長である川島さんのさまざまな経験から「すみながら健康を保ち、すみながらつくり上げられていく」という家づくりへの大切な想いが込められています。

 

「食」を中心に作られた、家族団欒の家づくり

川島建設の創業者である川島さんのお父様は仕事がとても忙しく、幼い頃はなかなか話す機会がなかった、と川島さん。そんな中お父様が自ら、家族と話す機会がないことの寂しさに気づき「食事は絶対に家族でとろう」と誓います。

今の川島建設さんの「食を中心とした団欒のある家づくり」は、かつての家族でのやりとりから生まれました。

 

一般的に、キッチン周りは段差をなくすなどのバリアフリーを求められることがありますが、川島建設さんの考えるバリアフリーは「家族が楽しく豊かに暮らせるように障壁(バリア)をなくすための工夫」のことを言います。

キッチンはわざと段差を作り、コンロから延長して大きなダイニングテーブルが。

調理する人と座って待つ人の視線が同じになることで、自然と会話が生まれる…そんな「バリアフリー」の考え方で、家族の団欒を促す工夫をしています。

 

自分の体で試してわかった、自然素材の大切さ

家の中は木の良い香りがふわんと漂います。

珪藻土の壁は調湿をすることで空気を快適に、天然木の床やテーブルはすべすべと肌触りがよく心地よい。そんな自然素材を中心とした家づくりも、やはり川島さんの過去の体験から生み出されたものでした。

かつて新築のアパートでシックハウス症候群や喘息になってしまったという川島さん。

家や家具に使われる合板や壁紙の接着剤、高気密高断熱で空気が入れ替わりにくい家の構造が、体に悪影響を及ぼすと実感。そこから「自然素材を使った心地よい家づくり」を大切にするようになります。

壁にずらりと並んでいるのは、年輪の赤身と白太の違いがオシャレな木のブロック。

デザイン性の良さだけでなく、木の小口は調湿性が高いため空気の入れ替わりにも一役買っているのです。

随所に施された自然素材は、辛い思いをした自身の過去を他の誰にも体験して欲しくない、健康で快適に住める家しか作りたくない、という強い想いからのものでした。

 

ワークショップの見どころは?

川島建設さんは工場見学はありませんが、天然木を使ったワークショップ「伝統の大工道具である鉋(カンナ)を使って実際に木を削ってみよう!」を体験できます。

まずは大工さんの気分でヒノキを鉋がけしてみましょう。うまく削れたら気持ちいい!そのあとは、通常なら捨てられてしまう薄く削られたヒノキのカンナくずを、棒に巻きつけてお花型に。

カップにオイルを入れておくと棒から吸い上げ、ヒノキのお花から揮発して香りが漂う、お花のディフューザーが出来上がり。

ヒノキの感触や香りも楽しみながら、楽しく作って飾りましょう。

自然素材の良さを家でもぜひ感じてみてください。

※川島建設さんではワークショップのみの開催で、工場見学は実施されませんのでご注意ください。

企業情報

社名
有限会社川島建設
住所
〒501-3821 岐阜県関市平賀町3-1-1
TEL
0575-22-6705
WEB
http://www.kawashimakensetsu.jp/
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