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関プレス工業株式会社「あらゆる金属加工技術を組み合わせ、お客様の声に応える」

1927年に鍛冶屋として創業、その後ポケットナイフのプレス加工を主力とし、現在はプレス加工を中心とするあらゆる金属加工を一貫して手がける「関プレス工業株式会社」。

最近では初めてBtoC向けのオリジナル商品を開発製造するなど、得意とする金属の複合加工を活かして常に新しいことに挑戦し続けています。

プレス、溶接、切削、曲げ。あらゆる金属加工を一貫して行う

関市では、主に分業制で刃物生産が行われています。関プレス工業さんは、社名の通りもともとはポケットナイフのプレス加工をメインに手掛けていましたが、時代の変遷とともにポケットナイフの需要は右肩下がりに。

現在はポケットナイフの加工は1割程度で、エレベーターの内部に使われているワイヤーの支持部品や自動車部品、建築用部品などさまざまな金属商品を多品種小ロットで生産しています。

関プレス工業さんの特徴はなんと言っても幅広い加工技術。

プレスだけでなく、溶接、切削、曲げ、そして金型の製作まで、あらゆる金属加工を一貫してできることが強みです。

創業90年以上を数える工場ですが、お客様からは日々新しい注文や相談が舞い込んできます。さまざまな技術を複合的に組み合わせることで最適解を導き出し、お客様の声に応え続けているのです。

長年培った技術を活かして開発したオリジナル商品「武将家紋ストラップ」

創業以来、BtoBのものづくりに特化してきた関プレス工業さんですが、2022年に初めてのオリジナル商品の開発に踏み切りました。

それが武将家紋を施したストラップと和かざりです。

家紋のデザインの美しさを、なんとか自社の技術を活かして再現できないかと挑戦して、和かざりとして使ってみたところ周りの人々から反響があり、クラウドファンディングを活用して商品化に至りました。

最新のレーザー加工機を使って、真鍮に家紋を透かし彫りし、さらには手作りの水引も付けることで、アクセサリーのような和かざりが完成しました!

初めてのオリジナル商品の製造は不安もあったといいますが、実際に販売してみると想像以上の好評ぶり。

現在では「こんなものがあったら嬉しい!」の声をとにかく形にしてみようと、商品開発を続けています。

 

工場見学・ワークショップの見どころは?

関プレス工業さんの工場見学では、プレス工場ならではの大小さまざまなプレス機械や加工用機械、ドリルによる穴開け、タップ加工、レーザー切断機械、ベンダー(曲げ機械)など、多種多様な機械で金属を色々な形に変える金属加工のおもしろさを見て、楽しんでください!

今回のワークショップでは、お好みのデザインの金属メダルを選び、オリジナルストラップを作る体験ができます。

さらに、経年劣化による銅・真鍮の汚れや黒ずみをピカピカに磨く体験もできます。古くなった5円玉や10円玉をぜひお持ちくださいね。

企業情報

社名
関プレス工業株式会社
住所
加茂郡富加町大平賀470-20
TEL
0574-54-4065
WEB
https://www.sekipress.com/
ご予約
https://kojosankanbi.jp/factories/2024_023