関市に本社を置き、岐阜市の印刷団地「ぷりんとぴあ」に工場がある「協同印刷株式会社」。
創業から50年以上、単なる印刷業ではなく「現代版の万屋(よろずや)」として、情報を集積しそれを世の中に届ける発信地として自社を情報創造企業として位置付けています。
生活文化の向上に寄与するとともに、「人に地球にやさしい企業」を目指し、地域と手を取り合いながら地球環境にも配慮し、制作に取り組まれています。
"もう一工夫"をいつも忘れない「Plus One」の精神
パッケージやポスターなどさまざまな印刷を得意とする協同印刷さん。
立体物を制作するためのカッティングマシーンや超高速のプリンター、大きな裁断機など、さまざまな機械を使い分けながら、小さなものから大きなものまで対応します。
整理整頓された工場内はインキの独特な匂いと、規則的な機械の音が響き渡り、その中で職人さんがそれぞれの担当の作業を黙々とされていました。
機械を使って淡々と作業をする……「印刷工場」にはそんなイメージもあるかもしれません。
ですが、協同印刷さんでは「Plus One」をモットーに、社内の誰もが工夫を重ねながら制作物を作っています。
情報化の現代において、どんな印刷物が心に残るだろう?
捨てるのがもったいなくなるほど印象的な印刷物ができないか?
安価な価格競争に巻き込まれない、他社ではできない独自の工夫や提案力を生かして、より商品を魅力的に魅せたい。
そんな思いから、印刷物に触れた時にツルツル、ザラザラといった特徴を持つパンフ
付加価値をどうつけるのか、協同印刷さんでは常に「もう一工夫できないか」を突き詰めて、印刷物の可能性にチャレンジしています。
印刷を通してクリエイトし、未来の子ども達の豊かな心を育む
インキを紙に印刷するという業務は印刷会社の仕事のほんの一部にすぎません。
協同印刷さんでは、情報を通じて人と人を繋いだり、企業の目的を実現するための手助けをするのが役割という点を大切にしています。
そのため印刷物だけに限らず、時には動画制作をしたり、イベントを企画したり、オリジナル製品を作ったり、目的の達成のために臨機応変にさまざまな手段を試しています。
「商品のパッケージを作ってほしい」という依頼から、「お客様が思わずに手に取る仕組みはないか」「商品をより魅力的に見せる方法はないか」をPlus Oneの精神で提案し、単にパッケージ制作だけではなく「情報」を扱い「創造」する企業として形にしています。
また、地域貢献活動の一環として「せきえほんコンクール」も開催されています。
印刷会社として地域に貢献できることの一つとして、小中学生から絵本の作品を募集し、選りすぐりの一冊を印刷・製本をすることで、地域に恩返しができるのではないか。
絵本の制作を通じて本の持つ魅力を実感し、子どもたちの豊かな心を育てることを目的とした活動です。
地域貢献とPlus Oneの提案力で、目まぐるしく変化する新しい時代に常に挑戦し続けている企業です。
工場見学の見どころは?
印刷機の迫力のある音、職人さんたちのプロフェッショナルな動きなどをご覧いただけます。工場での印刷風景だけでなく、図面やデザインを描く姿や、カッティングマシンを使い立体感のあ
普段目にするチラシやパンフレットが、どんな場所でどんなふうに出来上がってくるのか?ぜひ自分の目で確かめてみてくださいね!
さらにホチキスが使用できる年齢から参加できる、オリジナルノート作りのワークショップも行われます。協同印刷さんのオリジナルキャラクターが描かれたかわいいデザインのノートは、お土産にもぴったりですよ!
企業情報
- 社名
- 協同印刷株式会社
- 住所
- 〒501-3941 岐阜県関市小屋名1361
- TEL
- 0575-28-2136
- WEB
- https://www.kyodoprint.co.jp/
- ご予約
- https://kojosankanbi.jp/factories/2024_011