キッチンや風呂場、トイレなどで、わたしたちが1日に何度も使っている「蛇口」の開発から製造まで一貫して手がける「カクダイ岐阜工場」。
誰もが目にしたことのある一般的なものから、他に例を見ないアイディアが詰まったものまで、日々たくさんの蛇口を生み出しています。
カクダイ岐阜工場の魅力は、高品質な製品はもちろんのこと、淡々と仕事をこなす工場のイメージを覆すほどのユニークな社風。
10代から最高齢の75歳まで、年齢や性別、役職に関係なく風通しのよい雰囲気が、高度な技術を守りながらも新しいことに積極的に挑戦するものづくりの姿勢にも表れています。
柔軟な発想力と高度な技術の合わせ技から生まれる、さまざまな蛇口
カクダイさんは、もともと昭和38年に水栓バルブ発祥の地として知られている岐阜県山県市で創業。
38年前に関市に鋳造工場を移し、今に至ります。
2020年の3月には新工場が竣工し、さらに効率よくものづくりができる体制へと進化しました。
一口に蛇口といってもその形状や機能はさまざま。
製造されている商品の数々を見ると、蛇口がこんなにも自由なものだったのかと驚かされます。
新しい商品を次々とデザインする「企画部」を社内に置いていることで、お客さまからの要望にも柔軟に対応することができます。
こうして多種多様な蛇口を製造できるのは、社員一人ひとりの発想力とそれを実現する現場の高度な技術、そして企画部と現場のスムーズなコミュニケーションがあってこそのこと。
特に、高温で溶かした鉄を砂型に流し込んで蛇口の原型を作る「鋳造」の工程を担っている工場は年々減っており、カクダイさんは鋳造を行う貴重な工場のひとつです。
蛇口の原型が生まれる鋳造の工程から、組み立て後、商品として異常がないかを確かめる検査の工程まで、機械と職人の両方の技術を組み合わせながら、わたしたちが安心して使える蛇口を製造しているのです。
柔軟なものづくりは明るい社風から
工場というとどうしても黙々と作業をする職場というイメージが強いのが正直なところ…。
しかし、カクダイさんはそんな工場のイメージを払拭するかのような、元気で明るい社風が特徴です!
社員旅行や社内でのイベントなど、年齢や役職にとらわれない活発なコミュニケーションが取れる場を設けることで、柔軟なものづくりにおいてもプラスになるチームワークが生まれます。
日々の業務は真面目にこなし、楽しむときは思い切り弾ける。
そういったメリハリが職人や社員の働くモチベーションにもつながります。
新工場にも、至るところにカクダイさんらしい遊び心が散りばめられていますので、工場見学ではそんな細かな部分にもご注目ください。
工場見学の見どころは?
普段ものづくりで発揮しているチームワークがたっぷりと活かされているのが最大の見どころ。
社風が滲み出る楽しい演出と、ものづくりへのこだわりの表現のメリハリが感じられます。
わたしたちが毎日使っている蛇口がどのようにして生まれているのか?
身近だけれど知らないことばかり。驚きと新しい発見が詰まった工場見学をお楽しみください!
企業情報
- 社名
- カクダイ岐阜工場
- 住所
- 〒501-2811 岐阜県関市洞戸片345
- TEL
- 0581-58-2681
- WEB
- http://kakudai-gifu.jp/
- ご予約
- https://kojosankanbi.jp/factories/2024_006