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長村金属株式会社「関の刃物を次の時代へ」

 

関市内の企業を顧客に抱え、刃物を中心としたプレス加工による製造を行う「長村金属」。

創業から95年。創業以来の経営理念である「感謝し感謝される商売」を具現化するために、プレス加工をはじめ刃物用新材料の開発や品質、サービスの向上を実践してきました。

当初は刃物用鋼材の卸売を行う会社でしたが、創業から50年目にプレス加工を開始。現在は材料の切り出しから一次加工の外形抜き、二次加工の穴あけ、レベラー作業を行なっていて、およそ4000種類の製品を製造しています。

 

 

これぞ職人芸!無駄のないプレス加工

一次加工の外形抜きですが、長村金属さんでは手動、半自動、全自動の3種類の方法で外形抜きが行われています。

手動での外形抜き作業では職人さんが材料に無駄がないよう隙間なくプレスしていきます。機械での半自動・自動型抜きと違い、抜く位置は全て職人さんの目視で決めていきます。型を抜く位置が近すぎると製品同士が重なって欠けてしまったり、隙間が歪になってしまうのですが、熟練の職人さんは機械のような精度とものすごいスピードでどんどん型を抜いていきます!目にも留まらぬ速さとはまさにこのこと!

抜き型はスクラップアートとして使用されるようなことも!納得の美しさです!

機械によっては60トン、80トンの圧力が型を抜く際に掛かります。もしも手を挟んだら…と思うとヒヤッとしてしまいますが、現在は安全性も向上し、手が近づくとセンサーが反応して機械が自動でストップしてくれるのだそう。ホッ……。

 

 

製品の質はここで決まる!レベラー作業

最終工程の「レベラー」はプレス加工で生じた材料の歪みを上下にローラーの付いた機械に製品を通すことで修正する作業を指します。この作業は、長村金属さんが最も力を入れている作業であり、そこだけをお願いする企業さんもいるほど加工に信頼を置かれています。

歪みがあると製品として機能しなくなってしまったり、この後の焼き入れを行なった際に焼きムラとして製品の品質に影響してくるので、気が抜けない、非常に重要な工程です。

 

 

工場見学の見どころは?

創業当初から鋼材の卸売を行なっていたこともあり、長村金属さんの所有する材料の種類と量はプレス屋さんの中でも随一の多さ!材料はメーター盤と呼ばれる板状の厚いものから薄いコイル状のものまで様々ですが、30種類を超える様々な材が材質と厚みで分けて管理されています。

重さ1トンにもなるコイル状の材料が所狭しと並ぶ現場は圧巻です!このスケール感をぜひ現場で体感してみてください!

企業情報

社名
長村金属株式会社
住所
岐阜県関市稲口956-10
TEL
0575-22-5211
WEB
http://osamura-metal.jp/