
関市千疋にある「名古路建築(NEXIA)」は主に新築住宅の設計やリフォームを得意とする建築会社です。
もともとは個人のお客さんが中心ですが、最近ではオフィスの改修工事や光触媒による感染対策など幅広く手がけています。
大切にされているのは「人のため」に動くこと。「社会に必要とされる工務店」を目指して、本業の建築業だけでなく植樹祭をはじめとした社会貢献活動にも力を入れています。
環境にやさしい"ZEH"住宅
現在、社員数5名の名古路建築さんでは、年間3〜4棟の住宅の設計・施工を手掛けています。
家をつくるときにおすすめしているというのが"ZEH"(ゼッチ)住宅と呼ばれる「ネット・ゼロ・エネルギーハウス」。
簡単に言うと「使うエネルギー<つくるエネルギー」になる住宅のことです。経済産業省がZEH住宅の推進をうたっていますが、一般の人にはほとんど知られていないのが現状。
名古路建築さんでは「なぜZEH住宅がよいのか」ということを丁寧に説明し、お客さんに納得のいく選択をしてもらうことを大切にしています。

「住宅や暮らしを大切にできる人は、家族を大切にする人だと思うんです」と、社長の名古路健さん。
家族を大切にできると言うことはすべてを大切にできるということ。そんなお客さんのための家づくりをしたいというのが名古路建築さんの家づくりへの思いです。
子どもたちに、自然環境を残したい

名古路建築さんでは家づくり以外にも力を入れていることがあります。
それが子どもたちに豊かな自然環境を残すための活動。
世界規模で急速に自然が失われているという現実を知り、「建築業として何ができるか?」を考えたときにたどり着いた答えが10年前に始めた植樹祭でした。
5月のみどりの日に、地域の子どもたちと一緒に植樹をするのが毎年の恒例行事。最近では子どもたちも毎年5月になると植樹祭をするという意識が根付いてきたそうです。
また郡上市にあるめいほうスキー場と連携して10年かけて森を育てる「NEXIAの森」のプロジェクトにも取り組んでいます!

「最初は小さく始めましたが、今後は大きい企業とも連携してみんなで一緒に次世代に自然を残していきたいですね」と名古路さん。
今年、名古路建築さんの活動に共感する協賛企業は23社にのぼりました。
1社では小さな影響力でも、みんなで集まればできることが何倍にも大きくなるというのは、関の工場参観日の考え方にも近いものを感じます。
10年後、20年後の未来をつくるために、これからも名古路建築さんは地域や他の企業と協力しながら活動を広げていきます。
工場見学の見どころは?

名古路建築さんは、せきてらすでマイ箸を作るワークショップを行います。
建築材料としても馴染みの深いヒノキを使って、自分の手の大きさに合わせて材料をカットし、やすりをかけ、色付けして箸を作ります。
ぜひ、作業しやすい服装でご参加くださいね!
※名古路建築さんではワークショップのみの開催で、工場見学は実施されませんのでご注意ください。
マイ箸を作ろう!
会場:せきてらす
予約:予約優先
定員:3組
所要時間:90分
参加費:500円
手作り箸の作成。
ある程度作成したものを手のサイズに合わせてカットする。その後、やすり、色付けをしてもらう。
※小学生以下のお子様と保護者のペア
※ワークショップはせきてらすで開催します。下の住所やgooglemapとは異なりますため、お気をつけください。
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