【レポート】関の工場参観日2023を開催しました!
2023年11月16日(木)〜18日(土)に「関の工場参観日2023」を開催しました。
昨年を上回る延べ約4600人にご来場いただき、3日間の会期を無事に終えることができました。
足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました!
今年も工場見学やワークショップをはじめ多彩なコンテンツを実施し、訪れた方々にさまざまな角度から関のものづくりを楽しんでいただきました。
その様子の一部をレポートでお届けします!
工場見学
工場参観日のメインコンテンツは工場見学。
今年は過去最多の50社が参加し、ナイフやハサミといった刃物関係の工場はもちろん、自動車部品や家具、印刷といった多種多様なものづくりの現場が開放されました。
見上げるほどの大きな機械が稼働していたり、超高温で鋳造が行われていたりと、工場の現場はふだんはなかなか見られない瞬間に溢れていて、迫力満点!
職人さんが装置を巧みに操る姿や、細かな調整も一瞬でこなしていく技にも目が釘付けになります。
また、工場見学では、企業の職人さんやスタッフさんが自ら自社の製品や技術、強みについて説明。普段から身近にある「もの」はもちろん、縁の下で私たちの生活をささえている「もの」や「技術」への関心が深まったのではないでしょうか。
ワークショップ
毎年参加企業が趣向をこらして実施しているワークショップも、工場参観日の外せないコンテンツです。今年はせきてらすでもたくさんのワークショップを実施しました。
関牛乳さんのアイスクリーム作りや、丸章工業さんのグリーティングカード作り、リンクスさんのダンボールの鎧と兜作りは子どもたちにも大人気!
工場で行われるワークショップでは、職人さながらの本格的なものづくり体験も実施されました。杉山製作所さんでは、1日かけて鉄と杉古材のスツール作りが行われ、大人が楽しめる企画も豊富でした。
工場見学やワークショップをめぐってスタンプを集めるスタンプラリー企画も好評。中には10以上のスタンプを集める猛者もいらっしゃいましたよ!
フォトスポット
今年はインフォメーション会場であるせきてらすが、工場参観日仕様に大変身!メインビジュアルである蛍光グリーンの直方体のモチーフを会場の至るところに飾り、イベントを盛り上げました。立体の看板は参加企業の一社、トマト工業さんによるものです。
せきてらすには参加企業のユニフォームを試着できるコーナーも登場し、関心を集めていました。
どのユニフォームも機能的なのはもちろん、デザインやカラーにも個性やこだわりが見られ、来場者からは「最近の作業着はおしゃれだね」といった声も聞こえました。
ユニフォームを着て、子どもも大人も工場の職人さんになりきって記念撮影!工場参観日の思い出を作っていました。
レセプション
イベント初日である11月16日の夜には、せきてらすで誰でも参加できるレセプションイベントを開催。
参加企業の職人さんやスタッフさんはもちろん、そのご家族や一般の方々が交流を深めました。
レセプションを彩ったのは、関観光ホテルさんが運営するカフェ「kawaracafeslow green」さんのお料理。見た目も華やかなドリンクやフードは、参加者からも大好評!せきてらすがいつもとは違った雰囲気で賑わいました。
工場参観日10周年を記念したスペシャルトークイベントも行われました。ゲストは今年9月に就任した山下清司関市長と、イベントを率いてきた歴代実行委員長。工場参観日の始まりから、これまでのあゆみ、これからの展望について、熱いトークが繰り広げられました。
トークの様子は公式Youtubeチャンネルからもアーカイブが視聴できるので、興味のある方はぜひご覧ください。
このほかにも、参加企業の商品を販売する「SEKI SELECT STORE」や、11月19日にはせきてらすの広場で飲食が楽しめるキッチンカーやテントが登場し、来場者は工場見学やワークショップの合間に買い物やグルメを楽しんでいました。
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今年も多くの方に関のものづくりの面白さ、奥深さに触れていただくイベントとなった「関の工場参観日」。
10年の積み重ねの中で、毎年新たな取組みに挑戦し、少しずつ「ものづくりのまち・関市」の魅力が伝わってきているのではと感じています。
これからの10年、20年もますますパワーアップしていきますので、今年参加いただいた方はもちろん、この記事を読んで興味を持っていただいた方も、ぜひまた足を運んでいただけると嬉しいです。
今後もこの公式サイトや、Instagram 、 X、Facebook、LINEといったSNSで最新情報を発信する予定です。どうぞ引き続き、チェックしてくださいね!