SHARE Twitter Facebook Line

株式会社エストレージ「機械と人の手の融合で作られる、オーダーメイドの収納家具」

「株式会社エストレージ」は、収納家具をはじめとしたオーダー家具を製造しているメーカーです。

家具の提案(プランニング)・製造・設置・アフターサービスを一括して行う、日本では珍しい業態が注目を集めています。

本社を名古屋市、製造の拠点となる岐阜工場を美濃加茂市に置き、自社のショールームも名古屋、横浜、銀座と拡大しています。

オーダーメイドを当たり前に!壁面収納で地震対策も

オーダーメイドの収納家具というと、新築を建てる時に作りつけるもの、というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?

エストレージさんは、「収納で生活は変わる。その感動を全ての人に。」という企業理念のもと、オーダーメイドの家具が当たり前になるような暮らしを実現するために、暮らしの変化に合わせてオーダーメイドの収納家具を提案、製造しています。

エストレージさんが特にこだわっているのが耐震性の高い壁面収納家具です。その理由は、日本が世界の中でも地震の多い国だから。

地震が発生すると、家具の転倒などによって押し潰される危険がありますが、隙間なく設置できる壁面収納家具は、そのリスクを減らすことができます。また独自の設置方法も確立し、転倒を防止しています。

さらに、壁面収納家具は住宅の造りに合わせて数ミリ単位の調整が可能なので、部屋を広く使えるという利点もあります。

最新機械の導入と人の手の融合で作られる家具

エストレージさんの工場では、最新の加工機械を導入した生産システムで、効率的に、環境にも配慮した家具の製造が行われています。

木材の切断は、独自のCADシステムで設計されたデータを元に「ランニングソー」という機械で無駄なく自動カット。木材をどのように切ると有効活用できるのかが計算されるので、廃材を最小限に留めることができます。

カットされた木材は、「エッジバンダー」という機械で、断面に木口(板材の断面)用の化粧テープを貼っていきます。これによって、見た目も耐久性も向上するんです!

こうした加工機械では、作業自体は機械に任せられますが、機械を操るのは工場で働く職人さん。季節や気温などに合わせて、その日のベストの設定に調整します。

そして、加工を終えた材料を組み立てるのも、職人さんの仕事です。レールなどの金物の取り付けや、最後の検品も人の手で行われます。

エストレージさんの工場では、機械に任せる作業と、人の手による作業がそれぞれの強みを生かして役割分担され、機械と人の融合で家具が作られているのです。

さらに、自然環境を守る観点から、廃材や間伐材を細かく粉砕したチップを固めた集成材を利用。

こうしてエストレージさんでは、最新の加工技術とDXに取り組みながら地元の木工業界を盛り上げています。

工場見学&ワークショップの見どころは?

エストレージさんの工場内には、大きな木材を図面通りにカットする「ランニングソー」や、カットされた木材の木口に化粧テープを貼る「エッジバンダー」、組み立てに必要な溝や穴を開ける「マシニングセンター」などさまざまな最新の加工機械があります。工場見学では、こうした機械が動く様子を間近に見られますよ。

さらにワークショップでは、専用3D設計ソフトを使ってマルチシェルフの組み立ても体験していただけます。ぜひ、家具職人さんになりきって、エストレージさんのオリジナルマルチシェルフを完成させてくださいね!

企業情報

社名
株式会社エストレージ
住所
岐阜県美濃加茂市加茂野町加茂野655-8
TEL
0574-42-6003
WEB
https://www.estorage.co.jp/
ご予約
https://kojosankanbi.jp/factories/2024_003