大正元年にスコップやつるはしといった農機具の製造からスタートした「篠田製作所」。
今年創業113年目を迎え、今では鋼製橋梁と各種プラント機器・設備の設計から施工までを手掛けています。
日々技術・品質の向上に努め、地元大学・研究機関・異業種との交流を持ちながら、新製品の開発に取り組んでいる会社です。
自社の製品が、社会インフラの一部として、地域に暮らす人々に利便性・安全・安心をもたらすよう、高い専門性と自覚・誇り・夢を持ちながら、一人ひとりが働いています。
大規模なものづくりが行われる工場はどんな空間?
橋や歩道橋、上下水道などに使われる装置(プラント)など、とにかく大きなものづくりを行っている篠田製作所さん。
全体はもちろん、一つひとつのパーツの大きさにも驚かされます!
そんな大規模なものづくりは、大型製品にも対応できる広大な敷地と、最大30tクレーンを備えた工場建屋、ステンレス専用建屋などで行われています。
橋や歩道橋など重要な社会インフラを支えるために、日々巨大な工場で職人さんたちが汗を流しています。
工場内で作られたパーツはそのまま出荷されるわけではなく、製品に問題がないか確認するため、一度社内で仮組が行われるそう。
巨大な橋や歩道橋が実際に敷地内で組み立てられる様子は圧巻です!
大きなものだからこそ、その一つひとつに正確さが要求される橋や歩道橋などの社会インフラたち。
受注生産で、一品一様の製品に特化してきた篠田製作所さんだからこそ、綿密な設計と職人さんの手作業によって、わたしたちが安心して利用することができる製品を生み出せるんですね。
人々の日常生活を支える製品をつくるやりがい
篠田製作所さんでは、受注生産で製品を作っているため、工場では常に違うものづくりが行われています。
一つひとつの製品が職人さんたちの手作業によって丁寧に仕上げられ、最終的には大きな建造物へと組み立てられています。
同じ製品でも日々変化し、進化しているものづくりに対して、自分たちも経験と技術、チャレンジ精神をもって取り組み続けることで、新しい製品を作り続ける篠田製作所さん。
社内で働く人のスキルアップにも力を入れることで、時代の変化を見逃さずにお客様の満足に応えられる会社を目指しています。
篠田製作所さんで働く人たちのやりがいは、自分が設計したり施工した橋や歩道橋、生活に欠かせない上下水道などが人々の役に立っている様子を見られることだそうです。
生活の中に溶け込んだ大きな建造物たちは、そこにあることが当たり前のように利用されがちですが、実際にはたくさんの人の手によって作られ、わたしたちの生活に欠かせないものとなっています。
自分たちが作った製品が、誰かの生活になくてはならないものとなり、より良い社会をつくるものとなる。
そんな大きな達成感を感じられるのが篠田製作所さんの魅力です。
工場見学の見どころは?
普段何気なく歩いている歩道橋や、車や自転車で渡っている橋が、実際に建設されるまでに工場で一度組み立てられていることを知っている人は少ないのではないのではないしょうか。
大きなものこそ緻密に計算され、少しのずれもないようにチェックされていることを知るのはもちろん、工場参観日ではスケールの大きな建造物を間近で見学することができるのが見どころです。
いつもとは違った視点から、わたしたちの生活の中で重要な役割を担っている橋や歩道橋が作られる様子をぜひご覧ください!
※篠田製作所さんの工場見学は11月15日(金)のバスツアーでのみ参加可能です。
企業情報
- 社名
- 株式会社篠田製作所
- 住所
- 〒501-3930 岐阜県関市倉知南1
- TEL
- 0575-23-2333
- WEB
- https://www.shinoda-eng.co.jp
- ご予約
- https://kojosankanbi.jp/factories/2024_019