鉄製の店舗什器や家具などを、デザインから製造、販売まで一貫して手掛ける「株式会社杉山製作所」。
1962年に自動車部品などを製造する下請けの鉄工所として創業し、2000年から鉄の加工、溶接などの専門技術を生かしたオリジナルの製品作りをしています。
鉄じゃなければできないこと。
鉄だからこその魅力。
そんな「鉄の可能性」を最大限に生かした什器や鉄家具は、全国各地のさまざまなお店や住宅で愛されています。
手作業だからこそできる、使う人へ寄り添うモノづくり。

鉄というと、硬くて冷たくて……という印象があるかもしれませんが、杉山製作所さんの鉄家具は柔らかな曲線を特徴とした優しいデザイン。
その絶妙なカーブや繊細な仕上がりは機械だけではできません。
鉄の棒をカットしたり曲げたりして部品を作る担当の職人さん、パーツを組み合わせ、治具に合わせて溶接したり削ったりする職人さん、形になった鉄家具の溶接時に出るバリを取ったり磨いたりするパートさん、塗装屋さんへ運んで仕上がりをチェックし梱包して出荷する物流係の方……。
それぞれ担当に分かれて、その担当ごとにきちんとした仕事をして次の工程へ渡していく。そんな丁寧な作業は基本的に全て手作業を中心としています。

鉄家具は暮らしの中で毎日使われるもの。
安心して心地よく使えるように、製品の仕上がりは厳しくチェックされます。
また、職人さんたちは単に決められたものを作るだけでなく、企画や営業の方と一緒にたびたび商品開発に関する会議にも参加されているそうです。

使う人のことをダイレクトに知り、実際に自分も使うことを想像しながら作る。
製品について社内で何度もコミュニケーションを取ってブラッシュアップすることで、図面には表れない「使う人への思いやり」が、形になっています。
暮らしの中で寄り添う「鉄の椅子」の提案
杉山製作所さんでは、約15年前から鉄家具の中でも特に「椅子」の製作に力を入れています。
毎日手に触れ、身体をあずけ、暮らしに寄り添う鉄の椅子。
鉄だからこそ長く愛着持って使ってもらえるのではないか。
鉄だからこそ意味のある製品にしたい。
そんな思いを込めて社内で何度もディスカッションし、外部デザイナーさんとも協力しながら、鉄ならではの椅子を生み出しています。

その中でも、11月発売の新作 「marokashi chair」が注目を集めています。
畳の上で過ごすような自由な姿勢を受け止めるデザインは、日本人の暮らしに寄り添う生活道具として生まれました。古語で「丸めたもの」を意味する名の通り、角のないやさしい丸みと、存在感をすっきりと魅せる細身の鉄フレームが軽快で抜け感のある印象を与えます。
日常の姿勢に心地よくフィットし、かしこまらずに過ごせると好評です。座面高は5段階から選択可能で、オットマン(marokashi stool)と組み合わせれば、リビングで足を伸ばして極上のリラックスタイムを楽しめます。一般発売に先駆けた特別展示となっていますので、会場でぜひその座り心地をご体感ください。

(写真は工場と隣接するFactory Shop「鉄家具と暮らす」)
杉山製作所さんの工場には、2023年にリニューアルしたFactory Shop「鉄家具と暮らす」が併設。
杉山製作所さんで作られた鉄家具を実際に見て、触れることができ、その場で購入も可能です。
工場で実際の製作現場を見ることができ、すぐ横で製品を確かめることができるなんて、とても贅沢で豊かな体験ですよね。
工場見学&ワークショップの見どころは?

今回の杉山製作所さんの一番の見どころは、デザイナーから営業までマルチにこなす村上GM(ゼネラルマネージャー)がお届けする「家具の体験勉強会(椅子とテーブルの豆知識)」です!ショールームで実際に鉄家具を見て・触れて「体感」しながら、家具選びや暮らしに役立つ豆知識を楽しく学べます。
ワークショップでは、「S字フック作り」を実施!治具(職人さんが使う道具)を使い、鉄を自分で曲げて作ります。丈夫な鉄のS字フックは、実用性も◎です!
ショールームの案内もあるので、定番製品から注目の新作までじっくりチェックできますよ。初めて工場参観日を訪れる方はもちろん、リピーターの方もぜひ参加してみてくださいね!
企業情報
- 社名
- 株式会社 杉山製作所
- 住所
- 〒501-3829 岐阜県関市旭ヶ丘3-13
- TEL
- 0575-22-0554
- WEB
- https://kebin.jp/
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